2024年12月23日(月)に、Tokyo Creative Kids Festival 2024「タイムスリップ~大正時代から現代への継承~」を開催しました!
会場である自由学園明日館は、大正時代に女学校の校舎として建てられ、1997年に国の重要文化財に指定された、長い歴史のある建物です。
自由学園明日館を舞台にした今回のTCKFのテーマは、「ファッション×歴史的背景」。
現代の子どもたちがタイムスリップしたのは、明治時代。明治から昭和時代を旅しながら、ファッションや歴史・文化を学んでいくというストーリーです。
出演者はそれぞれの時代に流行したファッションを身にまとい、ショーイングを行います。
この作品を通して、ファッションの歴史、それと通ずる歴史や文化について学びました。
主役はオーディションで選ばれたシオリちゃん・ホノカちゃん・ユウナちゃん・アモンくん・サシャくん。
細かい役作りから始まり、表情や声で5名それぞれの想いを表現しました。
全国のレッスン生の中から選ばれた5名は、三ヶ月の稽古を通して、主役としてステージに立つという自覚を持ち、表現力を磨いて見違えるように成長しました。
それでは、ステージの様子をご紹介します!
【令和】現代ファッション
下弦の月がくっきりと見えたある年の12月23日。
図書館で調べ物をしていた5人は、オルゴールのように見える綺麗な書物を手にしました。
すると何かが輝くような効果音が響き、ふと気が付いてみると・・・なんと明治時代にタイムスリップしていたのです!
そこからファッションの歴史を辿る旅が始まりました。
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【明治】キモノ
舞台は明治。着物に西洋の服飾品を組み合わせた、新しい着こなしの人たちが華やかに歩きます。
【大正】モガモボ
舞台は大正。欧米文化と⽇本の奥ゆかしさをミックスしたモガ・モボたちが上品に歩きます。
【昭和】カラフルポップ
舞台は昭和。カラフルな衣装でエネルギッシュな歌とダンスが繰り広げられます。
【昭和・1960年代】レトロ
舞台は1960年代。⾊鮮やかでポップなデザインのレトロなファッションで、チャーミングに歩きます。
【昭和・1970年代】ヒッピー
舞台は1970年代。サイケデリックな要素が加わった派手なカラーリングで、挑戦的な表情で歩きました。
【昭和・1980年代】シブカジ
舞台は1980年代。シンプルで飽きのこない定番アイテムを着こなし、かっこよく歩きます。
【令和】現代ファッション
現代に戻ってきた5名。この令和の時代に自由にファッションを楽しめるのは、過去の人達が懸命に繋いできてくれた想いや歴史があるからこそ。
この不思議なタイムスリップの旅で見たファッションショーから、大切なことを学ぶことができました。
フィナーレ
キャスト全員が順番にステージに再度登場し、物語は閉幕。
主役が持っているファッションレポートは、出演者と一緒に創り上げました。
芸能クラスの子どもたちは、この作品の主役・サブキャストを決めるオーディションに参加し、4か月に及ぶ稽古を重ねて素敵な作品を創り上げることができました。
ファッションや歴史的背景を理解し、ウォーキングやポージング、表情やしぐさなど細かい部分も稽古に取り入れた子どもたち。
本番ではその時代の人物になりきって、お客様を物語の世界観に引き込んでくれました。
お客様と近い演出も多々あり、ステージ上で表現するということ以外にも、様々な挑戦をした作品になりました。
オフショット
一生懸命練習をしてステージに立った経験は、何事にも代えられない思い出と子どもたちの力になっています。
最高のパフォーマンスを見せてくれた全国の子どもたち、そしていつも寄り添っていただいたご家族の皆さまに心より御礼申し上げます。
本当にありがとうございました!
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