Tokyo Creative Kids Festival 2023 開催レポート Tokyo Creative Kids Festival 2023 開催レポート

2023年12月17日(日)に、Tokyo Creative Kids Festival 2023「Rebound!!~リバウンドを制するものは人生を制す!~」を品川インターシティホールにて開催しました!
今回のTCKFはこの舞台に向け、新たに脚本と楽曲を書き下ろしたオリジナル作品です。
この作品では、バスケットボールを通して「何度も諦めずに挑戦することの大切さ」や「誰もが輝ける場所がある」という前向きになれるメッセージが込められています。

主役はオーディションで選ばれたミオちゃん・サシャくん・ホノカちゃん。
見事な演技で、主人公アサヒの葛藤や嬉しさを表現し観客を物語の世界に引き込んでくれた3人。
三か月に及ぶ厳しい稽古の中で、主役としての自覚を持ち、見違えるように成長しました。

アサヒが憧れる片桐先輩役には、水越里歌さんに出演していただきました!
心を震わせる歌声と主役を包み込むあたたかい演技の中で、大切なことは何かを伝えてくれました。

それでは、ステージの様子をご紹介します!

好きで好きでたまらない

一生懸命練習をしているアサヒに、憧れの片桐先輩が話しかけてきます。
アサヒは憧れの片桐先輩に会えて、とっても嬉しそう。
そして物語はアサヒが小さかった頃に戻り、「レッド」のキャストたちが登場。
バスケの楽しさとワクワク感を、歌と軽快なダンスで元気いっぱいに表現しました。
ニコニコスマイルとダンスで会場を一気に明るくしてくれました。

つかめないゴール

バスケの練習をしていると、妹のヒロミと書道教室の先輩のタクミがやってきます。
ヒロミが自分に対して失望していることを感じ、落ち込むアサヒ。
アサヒの悔しさや絶望感がうごめく心の中を表した「グレー」のキャストたちが登場。
主役をどんどん追い詰めていくモデルショーイング、主役に向ける冷たい目線、主役の心の中を素晴らしく表現しました。
ボールを取りたいのに取れない・・・どんどん遠のいていくバスケットゴール・・・
アサヒは崩れ落ちてしまいます。

落ち込んでいるアサヒのもとに、片桐先輩が通りかかります。
そこでアサヒは、片桐先輩も実は昔補欠だったこと、でも自分にできることを精一杯やろうと思って行動していたら、試合に出れるようになったと聞きます。
諦めずに何度も何度も挑戦する、バスケも人生も同じなのだと、アサヒはとても大切なことを教わります。

勝利のために

舞台は試合当日。
「イエロー」のキャストたちと大人ダンサーが登場。
試合を盛り上げる元気な応援ダンスで、会場を盛り上げてくれました。

試合前、沢島先輩とルイが話しているとアサヒが走ってきます。
そこでアサヒがいたからこのチームは強くなれたと褒められ、補欠の自分でも必要とされていたのだと嬉しくなるアサヒ。
試合開始とともに、モデルパフォーマンスの「ブルー」・ダンスパフォーマンスの「オレンジ」キャストたちが登場。
ダンスとモデルの融合ステージで、スリリングな試合展開を表現しました。
相手チームを睨んだり、チームメイトを応援したり、打ったボールを見つめたり、ドリブルしたりと、モデルとダンスパフォーマンスの中にバスケの細かい動作を入れ込み、観客たちをどんどん引き込んでいきました。

試合が終わったアサヒは、片桐先輩に試合の楽しさとお礼を伝えます。
どんな時でも諦めずに地道にリバウンドを拾っていくことを心に決めたアサヒでした。

フィナーレ

キャスト全員がランウェイトップでモデルポージングをし、みんなで歌いながら物語は幕を閉じました。

オフショット

バスケット技術指導

元プロバスケ選手の水澤春奈さん、田代桐花さんにバスケット技術指導をしていただきました!

芸能クラスの子どもたちは、この作品の主役・サブキャストを決めるオーディションに参加し、4か月に及ぶ稽古を重ねて素敵な作品を創り上げることができました。
ダンスやモデルショーイングに加えて、そのシーンのストーリーを理解して表現することは本当に難しかったと思いますが、一生懸命練習をしてステージに立った経験は、何事にも代えられない思い出と子どもたちの力になっています。

最高のパフォーマンスを見せてくれた全国の子どもたち、そしていつも寄り添っていただいたご家族の皆さまに心より御礼申し上げます。
本当にありがとうございました!

【 Special Thanks 】

  • 水越 里歌
  • 萩原 雪乃
  • KAZUKI
  • 角川 裕明
  • 船津 未帆
  • 相馬 まゆみ
  • 三宅 まるみ

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